ワークライフバランス:育休からの復帰とリハビリ。~職場は復帰をどう思うのか編~

さて、育休復帰から2ヶ月以上経った現在ですが、改めて育休復帰とはどのようなものか書いていきたいと思います。僕もそうですが、やはり長期のブランクからすぐ復帰できるのか不安に思う人も多いと思います。僕の場合はもちろんそう思っていたのですが、それ以上に復帰後に苦労をすることに。。

ここまでの記事はこちら。

だいぶ久しぶりの投稿なのですが、もう4月も終わりまで来てしまいました。僕はというと実は2017年の年末から育児休業を3ヶ月半取得しており、...続きはこちら。
僕は残念ながら世間では「ブラック」とか言われるタイプの会社に所属していますが、そこまでブラックだとは思っていません。"成果"に対する"権利"...続きはこちら。
さて、引き続き育休編。もう少し育休の取得について書いてみたいと思います。 ■コンサルティングファームは育休復帰しやすい説。 僕が職場...続きはこちら。

■復帰時の問題。3ヶ月のブランクを埋める。

僕の場合は復帰する際のプロジェクトも幸いなことにすぐに決まり(自分の意思とは別に強制アサインされた)、4月の2週目から仕事復帰しました。

「じゃあ最初はリハビリからだね!」

と自分では思っていたのですが、現場でそんなことは全く考慮されません。もちろん配慮されるべき事項ではあるのですが、残念ながら余裕のないプロジェクトからしたら知ったこっちゃないので。笑

というのも運悪く、僕の入ったプロジェクトは前フェーズの遅延をリカバリ中。入った初日から初見で内容説明も受けていない最終報告書について「とりあえずレビューして」という丸投げ状態。ストーリーラインを見て、不足しているスライドをササッと(いや、久しぶりなので遅い)作成するような始末。

ようやくそれから長く短い2ヶ月が終わりました。気持ちとしては転職してすぐのような、すごく気疲れをしましたし、忙しすぎるがゆえに毎日が短く、でも疲れ果てるような長さの1週間なわけです。

なんせプロジェクトが最初の週から進捗をリカバリ中なこともあり、1週間「寝る」「食う」「風呂入る」以外は仕事してました。金曜の朝に一度だけ子供をちょっと抱っこ出来ただけ。子供は重たく感じました。最初の土日はなし、寝不足は解消できたものの他はほぼ仕事しかできなかったのでストレス的な解消度は低かったですね。

寝る以外は働く、さらに寝る時間を削って働く日々を2ヶ月以上。かなりキツいのですが、逆にすぐに本調子になりブランクを感じさせないワークはできています。これが良いことなのか、悪いことなのかは別として・・・人は本気になればすぐに気持ちも切り替わり、体が戻ってくるものです。

■つまり人は育休から復帰して、すぐに働けるものなのか。

こんな日々を過ごしてみて、そして感じたこと。

  • 1ヶ月バケーションとっても、3ヶ月育休とっても、復帰してすぐ容赦無く仕事は降ってくるわけで。必死になっていると2日でマインド(感覚値)は戻る。だから復帰前にその点を不安に思わなくたっていい。
  • 頭のCPUはすぐに高回転にならず、3日かかった。これはおそらく育休期間が1ヶ月でも3ヶ月でも同じ。逆に言えば3日くらい経てば戻る。

でも1ヶ月休むのと3ヶ月休むのでは決定的に違うことがありました。それは、

  • 3ヶ月も休むと気持ちはすぐキャッチアップしても、体がついてこない。

ということ。育休中はめっちゃ寝てた。8h以上寝てた。元々8時間は寝たいロングスリーパーのためコンサルなんて向いていない僕ですが、久々に育休前の睡眠時間に戻ると眠いのなんの。

仕事は山積みなのでうたた寝したりはしないですが、めちゃめちゃ頭のCPUが回らないわけです。だから最初の週は睡眠時間削っても頑張ろうみたいのはできない。。そして金曜に向けて明らかにへバッてきている。体も重いし若干風邪気味。。

情けない!!情けないぜ!!

でも元々がイカれていたのかも。

もはやコンサルタントなんて辞めて、家族と質素でも健康で親密な生活を送れないものかと考えてしまいますね。笑 でも体を置き去りにしたまま、いきなり土日も仕事はする必要がありました。最初の週から大量の仕事だけは残っています。

とかく金曜日まで生きのびて、ここは目覚ましをかけず元気になるまで寝ます。そして土曜午前は寝て頭を冴えさせてから、ひたすら検討作業をしていくしかなさそう。土曜は日中仕事になったとしても、夜は家でひとり酒でも飲みふけって、ストレスケアをしながら寝落ちするのが全体最適です。

とかくショートスリーパーに生まれなかった自分を恨みます。。